プロフィール

はじめまして!

エステサロンのための集客力×売上アップの専門家伊藤朋美です!

私の自己紹介をさせてください。少し長いですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

現在の主な活動

OLから、温浴施設・スパ経営後、エステティシャンとして独立。延べ1万人以上を施術し、月商300万以上の売上を達成。

 

渋谷でスタッフ11名、2店舗の痩身&ダイエットサロンを現役で経営しています。

 

私自身、オープンから売上が安定するまでの数年間、毎日、不安で苦しみながらサロン経営をしてきました。

 

その時の私と同じように集客、経営で悩んでいるサロンオーナーさんの少しでも役に立ちたい!と現在全国のサロンオーナー様へ、「実践的で、すぐに売上があがる方法」をお伝えさせていただいています!

OLからエステサロンを開業するまで

実は独立はこれが2回目。1回目は、本当に大変な思いをし、借金を1000万程作りました。

 

なぜ、私が大きな借金を作り、そしてそこから渋谷でエステサロンを経営するようになったのか。

事業家に憧れた幼少期

私は、新潟県の越後湯沢という観光地で育ちました。
実家は、日帰り温泉施設。小さい頃から「商売」を身近に感じ、「いつか自分で商売してみたい!」と思いながら育ちました。

事業家だった父の影響が強く、ある時にドライブに行った時、何もない土地を見ながら「ここに、宿泊施設を建てて屋上は露天風呂で・・・」と、とても楽しそうに話す父の姿が子供ながらに、印象的でした。

 

いつも父は新しいビジネスの話や、次にチャレンジしたいことを子供のように楽しそうに語っていました。

 

私も、その夢を語る父の姿に強く影響をうけて「いくつになっても、まだまだこれをやりたい!」と思える経営者になり、ずーっとワクワクできる人生を送りたい!と、思うようになっていました。

激務の中、働く意味に疑問を持った商社時代

大学卒業後、いつか事業をやってみたい!という思いを叶えるため

「経営リーダー育成企業」という、キャッチコピーの商社に就職しました。そこでは、「起業したい!」という夢を持つ仲間に、沢山出会いました。

 

そこでは、ひとまず

「一生で一番がんばった!」と言い切れる時期を過ごしてみよう!

と思って、毎日深夜まで働きました。

 

仕事は、事業開発。

任された商品の責任者として、国内外の市場調査、データ分析、企画から販売まで一貫して行うという仕事をしていました。

 

出張で、工場選定をしたり、商品ができたら実際に全国を営業してまわったり。

 

尊敬できる先輩たちに出会い、とても可愛がってもらいました。

 

でも、私がとても嫌いな作業がありました・・・それは、毎月商品責任者として行う経営報告。数字を分析して、原因を分析して来月の打ち手を報告するというもの。数字からの分析がとにかくに嫌いでした。

毎日深夜まで、半泣きになりながら数字の分析。

 

でも今思えば、「経営は数字で見る」という大事なことを、この時期に叩き込まれたように思います。

 

5年目には、中国事業部に配属され特殊プロジェクトメンバーとして、社長賞を受賞。

 

この頃、ふと数字やデータ分析ばかりの日々に、疑問をもちはじめました。お客様の反応をもっとすぐに、直に感じてみたい。そう思うようになりました。

別業種への転職 エステティシャンという仕事に出会う

いろいろと悩んでいた時、実家に帰省した時に父に

「なんで、温泉施設はじめようと思ったの?」

と、聞いてみました。

 

「お風呂あがりのお客さんは、みんないい顔してるだろう」

 

確かに、目の前を通り過ぎるお客さんたちはみんなとてもいい顔をしていました。

この瞬間、私の心が熱くなるのがわかりました。

「これだ!」私は「人を笑顔や幸せそうな顔にさせてあげる仕事」がやってみたい!!

その後、いろんな人に話を聞いてみたり、業界地図?のような本を読んでみたり。

そんな時、友人の姉のエステシャンの方に出会いました。とても綺麗で素敵な方。

「お客様が帰るとき、自然に笑顔になるの!エステの仕事って楽しいよ♪」

エステサロンオーナーのための集客基礎講座

と、とても嬉しそうに話してくれました。

 

これは、私が求めていた仕事に違いない!

 

と、直感的に感じた私は迷わずエステの専門学校に貯金をはたいて入学。ワクワクが止まりませんでした。

 

会社員を続けながら、夜中まで勉強して、なんとか専門学校を卒業。

 

そして、エステティシャンとして働き始めました。

 

施術後のお客様の顔は、みなさん本当にいい笑顔!

 

「あ~、やっぱりなんていい仕事なんだろう。」

 

と、商社時代には感じたことのない「心が温かくなる瞬間」を何度も感じることができました。

 

エステシャンはの仕事って自分の手で、人を笑顔にできる素晴らしい仕事だと思います。

 

その後、エステの道へまっすぐに進むかと思われた私の人生なのですが・・・

初のビジネスに挑戦

実は、この後結婚、出産を機に、
少し違う方向へと進むことになるのです。

 

主人と一緒に、実家の温泉施設の経営を引き継ぐことになりました。

もともと、私しか跡継ぎのいない両親は、私が結婚した年に温泉施設を閉店。

 

ただ、施設はそのまま残っていたので主人が、「温泉経営をやってみよう!」といい、私もその施設内でのスパ経営も、一緒にチャレンジしてみることになったのです。

 

ただ、現実は全く甘くなかったのです。

 

再開するにあたり、色々と計算して、施設の経営を決めたはずなのに、出だしから大きな誤算にぶつかりました。

 

思っていた以上に施設の修繕箇所があり、その金額が想像をはるかに超えていたのです。

 

主人と私の今までの貯金はすべてそこにつぎこむことになりました。

 

さらに、工事が進むにつれてどんどんと追加で修繕すべきところがでてきてだんだんと不安になってきました。

 

ですが、すでに引き返すことができない状況になっていたので、追加で借り入れをして進めることに。

 

「再開さえできれば、計算上では儲けがでるからきっと大丈夫」

 

そう信じて進むことにしたのです。

 

そして、オープン!

 

ですが、スキーブームも既に下火だったこともあり、思うように集客できませんでした。

 

しかも想定より大幅に売り上げが少なく、毎日の固定費が高くつき営業すればするほどに、赤字という危機的状況になっていきました。

 

私も主人も、「集客」に関してはとても素人だったのです。

 

施設のことはもちろんですが、集客できなければ売上など作れるわけがないのです。

SNS、WEBの勉強をはじめるが・・・

そこから、私がSNSの集客担当としてWEB集客の先生に習い、自分でワードプレスでホームページを制作したり、アメブロ、facebook、ツイッターと力を入れていきました。

 

ルナボーテ集客経営講座オーダーメイド1

そして、プラスで売り上げを作るためにOEMで温泉石鹸を開発し、ネットショップと施設のお土産コーナーで同時に販売もスタート。

(実際に販売していた温泉石鹸)

営業方針を変更したり、いろいろな改善で少しずつ売上は上がってきました。

 

ですが、やはり夏場の売上が厳しくこれ以上借り入れも増やしたくなかったので、返済スピードをあげるため、一旦温泉の経営は父と母に託し、私と主人はいったん東京に戻り、再就職することに。

暗黒の借金返済の日々

東京へ戻り主人は、会社員と土日は日雇いを。私は、痩身エステのエステティシャンと塾の事務職。二人で掛け持ちで休みなく、働き続けました。

 

この時一番つらかったのが、まだ2歳だった娘と全く一緒にいる時間がなかったこと。

 

娘は母に預けていましたが、いつも寝る前は

「ママは?ママは?」

と、泣いていたそうです。

 

今思えば、とてもさみしい思いをさせていたと思います。

 

そして、もう一つ辛かったことは、お給料はすべて返済していたので手元に残る現金が全くないこと。

これは、仕事にいく交通費もないのでとにかくきつかったです。

 

交通費を稼ぐために、ほんの少しの空き時間も老人ホームを周りレクリエーションで、アロマテラピーのクラフト作りをさせてもらい、現金を稼いでいました。

 

そして、その現金を持って電車に乗って仕事に。

 

もちろん、食費も最小限にしたかったので主人の実家が送ってくれていたお米をたいておにぎりだけ。

 

飲み物も、水筒にお水。コンビニのコーヒーがとても贅沢品に思えて買えませんでした。

痩身エステサロンの勤務から人生が変わりはじめる

そんな生活を1年半ほど続けて、借金返済のめどもたち、温泉経営も軌道にのってきていました。

 

やっと自分の生活や仕事について考えられようになった時に、

 

「私、やっぱり経営がしたい!エステサロンの!」

 

と、思うようになりました。きっかけは、勤めていた痩身サロンのオーナーが同じ年だったこと。

 

自分と同じ年でも、すでに経営している人がいるということが大きな希望になりました。

 

痩身サロンの勤務事態は、激務でしたが私は、お客様の反応が直に見れてとても

「お客様が近くて、いい仕事だな。」

と思っていました。そして、これを一生の仕事にできたら。と思うようになっていました。

苦労を共にした家族の後押しで開業する

日に日にその思いは強くなり父や主人、母に相談しました。

 

みんな

「やってみたらいい。」

と、応援してくれました。

 

しかも、

「温泉でできた売上金を、開業資金にしたらいい。」

と、家族が言ってくれたのです。

私と主人が、東京で稼いでいる間、温泉施設を守ってくれた父と母。休みなく、働いた主人。いつも我慢していた、娘。

 

全員が苦労して作ったそのお金がどれだけ大事なものがわかっていたので、うれしくて涙がでました。

感謝してもしきれません。

こうして、みんなで稼いだ温泉でできたわずかな売上金で、痩身エステサロンをオープンすることになったのです。

サロン開業~売上伸び悩み時代

開業資金もできるだけ抑えたかったので、必要最低限でオープン。

 

サロン内には、ベットとマシンが1台だけ。制服も1着だけ。気に入ったものを買いました。

 

集客は、勤めていたサロンがやっていたようにホットペッパービューティーに掲載するだけ。

 

とても、安易に開業してしまったのです。

 

オープン当初は、それなりにお客様も来店してくれ売上もありましたが、だんだんと新規も減り、売上も減ってきました。

 

そうなるとさらに、クーポンの値段を下げて安売りをしたり、できるだけ売上をつくりたかったので23時までお店をオープンして長時間働いたりしました。

 

それでも、60万円くらいから売上が中々伸びませんでした。

突然全てを失った開業1年目

経営の限界を感じていましたが、私には過去の借金の苦い経験があるので大きく投資する余裕はありませんでした。

 

オープンからもサロンにずっと出勤している私にかわり、娘を母が東京にきて面倒を見てくれていました。

 

そんな時、一番の理解者であった父が突然、他界しました。

 

忘れもしないあの日。

 

数日前から、父へ電話がつながらない。と母が心配していました。さすがに、3日もつながらないのはおかしい。と嫌な予感がして親戚の人に、自宅に見に行ってもらいました。

 

電話を受けた瞬間、母が泣き崩れ私も心臓が痛くなりました。

 

一人で、亡くなっていたのです。

 

最後に会ったのは、サロンがオープンしてすぐに見に来てくれた時。

 

私のサロンを、誰よりも嬉しそうに見ていきました。

 

母も、私のために東京にいたため父の最後に会えませんでした。

 

私は、最後まで親に迷惑をかけてしまったな。と、とても後悔しました。

 

脳出血だったので、もしかして、父が一人で生活していなかったら、、、母がそばにいたら、、、助かったのかもしれない。

 

しばらく、自分を責め立ち直れませんでした。

 

しかも、温泉の権利も父が亡くなってしまったことで使用できなくなり、色々な要因が重なり、私たちが借金までして経営していた温浴施設も突然、営業できなくなってしまったのです。

 

小さな頃から私の人生の師匠でもあった父と、温浴施設。実家。全て一瞬で失ったのです。

 

いったい、借金までして作り上げた温浴施設は何だったのか・・・自分がやってきたことの意味が一気にわからなくなりました。

サロンは、休めず営業は続けていましたが、どうやって施術していたか記憶にないほど悲しく、しばらくこの出来事を親しい友達にすら、話すことができませんでした。

売上を伸ばすきっかけとなった父のメモ

そんな時、父の遺品の中に、私のサロン経営について色々と調べたり、おそらくアドバイスしようと思っていたのでは。というメモが出てきました。

 

それは、事業を伸ばすために、日本政策金融公庫で創業融資を借りる方法でした。

 

私は、借り入れをすることにとても抵抗がありましたが、この父の手書きのメモを読むうちに

 

「絶対にサロン経営を成功させなきゃいけない。」

 

と、思うようになりました。

成功には、ある程度の投資も必要なんだと。

 

父のメモ通り創業融資をうけ、その資金をもとに半年間のサロン集客、経営コンサルを依頼することにしました。

 

これがきっかけとなり、伸び悩んでいたサロン経営は一気に軌道にのったのです。

 

独自のサロン経営法との出会い安定経営

その後ホットペッパーだけの集客だけでなく、SNS集客、バックエンドの高額コース販売。90%以上の確率で契約できるクロージング法。その後他業種の方法も学びながら、経営をしっかり学んでいきました。

 

何度も自分のサロンにあう形にトライ&エラーを繰り返しながらエステサロン向けに落とし込んでいき、「エステサロンが最短で集客、売り上げを最大化する方法」に辿りつきました。

 

そこから現在に至るまで、毎月安定的にサロン経営ができるようになったのです。

 

講習やってみる?

その頃、私の恩師であるコンサルの先生から、「伊藤さん、コンサルタントやったら?」と言われ、ぼんやりとそんな仕事もあるのか。と思うように。

 

その後その先生から、「ミニモ講習やってみる?」

と声をかけていただき、いくつかのサロンオーナーさんへミニモについての講習をさせていただくことに。

 

それと同時に、知り合いのオーナーさんから集客について聞かれて、お手伝いする機会が何度かありました。集客講習の中で、サロン経営の他のお悩みについても相談を受けることもでてきました。

 

自分と同じように、集客や経営に困っているオーナーさんは沢山いて、私の学んだ内容や、上手くいった方法を知りたいと思ってくれてる人がいるんだ。と、気づきました。

 

「予約が来て、その方が15万のコース買ってくれました!」

 

講習をしたサロンオーナーさんから、連絡をもらった時、もしかしたらこれはより、多くの人の笑顔を作ることをできる仕事なのかもしれない!

 

昔の私のように悩んでいるサロンオーナーさんを、お手伝いしたい!

私の心に、新たな気持ちが沸き起こってきました。

サロン経営って楽しい!

サロン経営は、集客や施術に常に最新のものがでてきます。でもだからこそ、経営は面白く「飽きる」ということがないもの。

サロン経営は、本当はても楽しくてワクワクするものなはず。

日々のお金がなくなる不安。投資することへの怖さ。私も本当にその思いがわかります。

 

でもせっかく、リスクを負って自分でサロン経営の道を選んだのだから「サロン経営って楽しい!」そう思って日々過ごしていきたいと思っています。

そして、全国にそう思ってサロン経営ができるオーナーさんをたくさん増やしたい!と今、心から思っています。